瑠璃色の地球を守りたい
私はスクールの授業で『SDGs』について学び、様々な環境・社会的活動への関心が高まりました。
「Sustainable Development Goals」の頭文字をとり、持続可能な開発目標を意味しています。
宇宙の中の私たちの生きる星「地球」
人間、動物、植物、海、川、山、空気、水
環境汚染・環境破壊が叫ばれてから四半世紀。
瑠璃色の地球を守るため、
私にも今からスタート出来ることはないだろうか?
と考え、Cocone Foundation立ち上げました。
2022年には処分される予定だった布をリサイクルしヘアバンドとして販売、
その収益を全額瀬戸内オリーブ基金に寄付いたしました。
その他の活動としては、
子ども食堂の支援、沖縄科学技術大学院大学 OISTと共同で珊瑚の研究・保護活動、
加えて個人でも研究・保護活動を行っています。
この活動に賛同して頂き、輪がつながることを願い皆さまへのご報告とさせて頂きます。
-リサイクル製品の販売-
日本では1日に1300トンの服や生地が焼却・埋め立てで処分されます。
その廃棄過程でのCO2の発生、廃棄物からマイクロプラスチックが発生し、海洋プラスチック問題となっています。
大切な子供たちの将来を守る為に、 綺麗な海を残す為に、
スリング制作時に出てしまうハギレをリサイクルして何かできないか、と言う気持ちから pikimamaとコラボすることとなり、
ヘアバンドを制作、販売、その収益を全額瀬戸内オリーブ基金に寄付いたしました。
-こども食堂の支援-
2023年4月にはこども家庭庁が発足するなど、
社会全体のこどもの居場所づくりに関する関心が高まっています。
2016年に319ヶ所だったこども食堂の数も2023年には9132ヵ所になり、年間の利用人数の推計は1584万人になりました。
私たちが支援するこども食堂では
定期的な日用品や文房具など物資の支援だけでなく、素敵な思い出づくりのお手伝いがしたいと考え、
2024年には活動に共感してくださる方々と共同で、 こどもたちをサッカー観戦にご招待いたしました。
これからも活動を継続し、より良い社会とSDGs達成のために小さなことから行動していきたいと思います。
-研究活動-
海洋酸性化による水質の変化とそれによる珊瑚への影響について研究・発表しました。
環境保護の観点から実験には珊瑚ではなく成分の類似する鶏卵の殻を使用し、
酸性水に浸す前後での重さを測ることで、予想される珊瑚への影響を調べました。
実験の結果、鶏卵の殻の重さは減少し
酸性化した海水にさらされると珊瑚が溶けてしまうことがわかりました。
同様の実験を日焼け止めを溶かした水でも行ったところ、
紫外線吸収剤不使用(reef safe sunscreen)のものはそうでない日焼け止めと比べて卵の殻の重さの変化が少なく、
珊瑚への影響が少ないことがわかりました。
たとえ一人一人の影響は小さくてもたくさんの人々の意識と行動の変化により、
珊瑚と美しい海の未来を守ることができるのです。
美しい海を守るため、今後も研究と発信を続けていこうと思います。